子供のころから右耳の上(耳たぶの上)をこすると何だか嫌なにおいがしました。いつしかその「くさーい」匂いも、緊張をほぐす材料になっていたのですが、今年、思い立って(妻と主治医にも促され)摘出手術を行うことにしました。当初は、粉瘤(ふんりゅう)かと思われていたのですが、意外に深く、実は先天性耳瘻孔(せんてんせいじろうこう)との診断を受けました。昨日12月12日、慶應義塾大学病院形成外科で摘出手術を受けました。
調べると、瘻孔(ろうこう)とは、体内と体外との間、または管腔臓器間に生じる管状の欠損のことだそうですが、私の場合は先天性のものだったようです。とはいえ、特に摘出しなくとも生命に別条はないのですが、やっぱり癖で右耳を触り、そのあととても臭いにおいがするので、やはりとっておいたほうが良いかと思いました。実際には、見立てよりも深かったらしく、一日、血液が流れ出ないように管を残しておき、今朝、その摘出も行いました。あとは金曜日に抜糸をすれば、ほとんど跡形もなく完治とのことです。安心感と、あの「くさーい」匂いともお別れと思うと若干寂しさもありますが、今年は様々な転換の年と決めていますので、これもよいきっかけになるかと思います。
久々の局所麻酔での手術だったので、術中、ずーと音が聞こえていたのは何とも緊張する感じでしたが、「あれ、もう終わったの?」という感じで無事に終わりました。
ただ、予定が。。。。明日の忘年会でも飲めず、木曜日にはトレーニングもできず。。。うむ。。。
妻と主治医の近藤太郎先生、慶應義塾大学病院の先生方に感謝申し上げます。