2021年2月11日
日本のメディアを見ていると、国際情勢を取り上げる際の関心は、北東アジア地域の問題、特に2週間後に迫る第2回米朝首脳会談の行方はもちろん、米中間のいざこざ(米中貿易戦争と南シナ海問題)、そして緊張が高まる一方の日韓問題の話題ばかりです。しかし、その裏では、世界の平和に大きな衝撃を与えかねない問題が起きています。
その最たるものが、中東地域におけるISの復活の兆しです。ロシアのシリアからの撤退に続き、アメリカも撤退の意向を表明しました。そして、中東地域にも反目する2大勢力が現れ、争いが激化してくる中、一度は勢力が無くなったとされたISが再び息を吹き返す兆しを見せています。
連日、伝えられるテロ事件により、多くの市民が命を落とす事態になっていますが、日本ではほとんど報道されません。
しかし、中東各国は、日本と良好な関係を持つ国々で、日本のエネルギー安全保障を含む外交戦略上、非常に重要なパートナーですので、無関心ではいられないはずです。
今後、事態はどのような方向に進むのか?
世界はどう対処すべきか?
そして日本の役割は?
今日、発送する私のメルマガ『最後の調停官の究極の交渉・コミュニケーション術』で解説しています。