2020年12月28日
ハーバード流交渉術に始まり、世界を席巻しているアイデアとしてWin-Winがあります。今やビジネスの現場でもよく『Win-Winで行きましょう』といった会話を聞くことがあります。
しかし、このWin-Win、そこに込められている精神は素晴らしいと思うのですが、あまりにもWin-Winの結果に拘り過ぎると、交渉の本来の目的であるはずの『自分の目的の達成』がおろそかになってしまい、いつしか、『交渉の目的は、”合意を得ること”』にすり替わってしまいがちです。
そのような中、紛争調停の現場はもちろん、ビジネスの現場でも、『本当に達成したい目的を叶える』ために、非常に有効なコンセプトがあることに気付きました。
それは、『すべての交渉は、NOを得るところから始まる』ということです。
今日、発行のメルマガ『最後の調停官 島田久仁彦の無敵の交渉・コミュニケーション術』の中でその一部をお話しています。
NOから始まると聞かれて驚かれたかもしれませんが、今週・来週とお話する予定の内容を会得いただければ、面白いように交渉の成功率が上がるかもしれません。
ぜひお試しになってみてください。