Kunihiko Shimada Official Blog 国際交渉人 島田 久仁彦公式ブログ

【国際情勢の裏側】止まらないロシアの凋落と国際情勢の行方

このところロシアの凋落が止まりません。
かつての旧ソ連を構成していた共和国が、次々と親欧米政権に変わり、バルト三国はEUに加盟し、そして最も近いトライアングルを形成していたはずのベラルーシも、まだ親ロシアのルカシェンコ大統領の政権は続いているものの、高まる反ルカシェンコ大統領独裁に対するデモを抑えることもできなくなっています。
また、先のナゴルノカラバフ地域とその周辺の帰属を巡るアルメニアとアゼルバイジャンの間の紛争も、最後にはプーチン大統領が直接に仲介を行い、
何とか停戦に持ち込んでいますが、結果に納得できないアルメニア国民の怒りが収まらず、このまま、アゼルバイジャンの勝利というわけにはいかない気もします。停戦合意の履行を見届けるためにロシアも平和維持部隊をナゴルノカラバフ地域に駐留させて、沈静化に努めていますが、これは同時に、有事の際には、これまで距離を置いてきた紛争に直接的に巻き込まれる危険も持っています。
さらには、最近、いろいろなケースで対峙するトルコ(アゼルバイジャンの後ろ盾)にナゴルノカラバフ地域という新たな戦略カードを与えたのではないかとも思われます。

それでも、ロシアといえば、今でも国際情勢においてはkey playerの一つであることには変わりはありません。

今後、ロシアの国際社会での地位と影響力はどうなるのでしょうか?

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この記事を書いた人
島田 久仁彦 (しまだ くにひこ) 1975年生まれ。大阪府出身。国際ネゴシエーター・紛争調停官・地政学リスクアドバイザー。Executive Negotiation Coach。 株式会社KS International Strategies CEO。 同志社大学、アマースト大学を経て、2002年ジョンズ・ホプキンズ大学大学院国際学修士。 国際情勢、環境・エネルギー問題の専門家。1998年より国連紛争調停官としてコソボ、東ティモール、イラクなどの紛争調停に従事。2005年から環境省国際調整官(2010年11月から2016年3月までは環境省参与)として、気候変動交渉で日本政府代表団リード交渉官と交渉議題の議長を歴任。2012年世界経済フォーラムYoung Global Leaders 2012に選出される。 現在、CNN、BBC、France2など海外メディアに出演し、国際情勢、安全保障問題、環境・エネルギー問題などのコメンテーターを務めている。 活動は安全保障・外交問題、エネルギー、環境問題にとどまらず多岐にわたる。 2020年4月には、世界的な交渉トレーニングの権威であるThe Schranner Negotiation InstituteのNegotiation Expertに任命された。(https://www.schranner.com/institute/faculty/faculty) 主な著書に『交渉プロフェッショナル』(NHK出版)、『最強交渉人のNOをかならずYESに変える技術』(かんき出版)などがある。また、交渉・コミュニケーション術についての秘訣に加え、最新の国際情勢をぎりぎりまで解説するメルマガ『最後の調停官 島田久仁彦の究極の交渉・コミュニケーション術』(http://www.mag2.com/m/0001682898.html)も発行中。
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